あのときのわたしがいました。

障害児を育てていると、町中やお店の中で

とんでもない悪目立ちや、突発的な行動を起こされたりします。


うちの子はもう11歳なので、ずいぶん減りましたが

小さい頃は、玄関から出た瞬間

猛ダッシュで駆け出してしまっていたため、

いつも背中の服をつかんで、一緒に走っていました。


日常の中で、買い物は本当に難関でした。

レジではどうしても両手を使うので、子どもと手を離さざるを得なかった。


一瞬、手を離すだけで全力で走っていってしまうため

(しょうがない、財布より命が大切、、)そう割り切って

店員さんに財布を託してお金を出してもらい、お釣りも入れてもらっていました。


昨日ランチで行ったファミレスで

障害の小さな女の子を連れたお母さんが来店していて

昔のわたしとおなじことをしていました。


あまりの親近感に、おもわず声をかけて

会計後、その子と遊びながらすこし雑談をしました。


最後「おたがいに育児がんばりましょう」って

笑い合ってバイバイしました。


我が子の小さい頃を思い出して

ちょっと胸がキュッとしました。






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