ひずみの源をすこしでも減らす。
学校や施設等と当事者(その家族)との間には
ひずみが生まれやすいと感じています。
ひずみの源のひとつが【状況が不明瞭】だということです。
あることが起きたときに、状況を先生の目線からのみで伝えられ、
それが100%事実となる。
我が子が言葉を話せなかったり、状況をよく理解できていない場合は、なおさらです。
確かに我が子の至らなさを省みると
頭を下げなければいけないときが多分にあると思います。
しかし、どちらの責任がどうという前に、事実を知るために
先生からだけではなく、他の人の話も聞きたいと思うのは自然なことです。
ですが、なぜか学校内や施設内ではそのようにいかないのが現実です。
なので、複数担任制にして、ひとりの先生からの説明しか受けられないという状況を変えたい、そう思います。
どのような条例を作っても、一長一短はあると思います。
ですが、比較優位の考え方も有りだと思います。
良い条例であることのひとつに
【当事者の声がきちんと入っていること】
があると思います。
当事者不在で決められたことの、現実とのそぐわなさ。
これは避けたい。
公共の場での【公正】と【平等】、このふたつの言葉の意味を考えて
今より少しでも、より良い在り方を模索したい。
現時点で、わたしはこのように考えています。
これからも、いろいろな経験をしたり、話し合いを重ねて
方向修正をしつつ、きちんと形になるよう
壁に穴をあけて風を入れる心持ちでかんばろうと思います。
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