当事者が声を上げるには①
こんにちは、あらきです(..◜ᴗ◝..)
先日、障がいフォーラムに、自閉っこを連れて参加してきました。
おとなしく着席できるようになって
成長を感じられて、嬉しいです(静かな着座は30分でした。笑
こちらの講演会の最後に、教授がまとめとして
「まずは『当事者が声を上げること』これが大切です」
と締めくくっていました。
大変わかりやすくて、ためになる一言でした。
わたしは、障がい児を育てる保護者の当事者として
あちらこちらに声をかけにいっています。
『まずは当事者が声を上げること』
これはまさにその通りで、胸に刺さります。
ただ、声をあげると、どうなるかというと
結論から言うと、まずほぼ否定されます。
さらには、否定+説教をされることもあります。笑
わたしが知っている当事者のお父さんやお母さんがたは
けっこう、声をあげていると思います。
ですが、否定されることを経験して、止めてしまう。
「声をあげても、何もならない。解決しない」
「わかってもらえない」
「言いたかったことは、そうじゃない」
これらが、よく聞く経験談です。
そこで、「心構え」と「方法」が必要です。
「声をあげる」だけでは不完全で
声をあげる「勇気」と「心構え」と「方法」の
3点セットが大切だと感じています。
「心構え」は、
「人と話をすると、最初はそういうものだと理解する」です。
発達障がいの話に限らず、
人は話をされると否定から入りやすい。
または、相手をさとしたくなる。
目の前の人が悪いのではなく、
人というものは、おおよそ、そういう風にできている。
相談された人は、わたしたちの話や思いを聞いて
一旦は否定に入っても、あとから、
あれこれと自分の中で考えて
すこしずつ消化して理解を深めてゆく。
相手にも、気持ちを寝かせる時間が
必要なのだと思います。
なので、最初の相談では
「声をあげる」=「すぐ理解してもらおう」
を目標にするのではなく、
「まずは耳に入れてもらった」
「開拓の準備をした」
と思うと、再度、話にいくことができるかと思います。
話を繰り返すうちに、おたがいに
過渡期を経てゆく。
一歩で止めない。次に繋げる。
それが大きな成果につながってゆく入口になると信じています。
わたしも撃沈しっぱなしです。
なんど否定されて説教を受けたかな・・って
よく、思い返しています。笑
けっこうしんどかったりします。
②では「方法」を書きたいとおもいますので
よかったら、読んでみてくださいね。
あらき(..◜ᴗ◝..)
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