就学前健診の心得。

今年も就学前健診の時期が来ました。

発達に遅れのある子を持つ親にとって、大変な心労の時期です。

わたしも、幼稚園年長の1年、とても大変でした。

色々大変な中でも、だんとつで、地元学校との話し合いが大変でした。


学校は、幼稚園や保育園や療育機関と全然スタンスがちがいます。

大変な威圧を感じます。


「入学しないでほしい。別の学校へ行ってください」と、はっきり言われます。

これは子どもに障害がなければ、一生知ることのない学校の一面です。


苦しくつらいのは、嫌がられて断られても、それを理解していない我が子のことです。

きっとこれは、発達障害がなくても小さな子どもなら分からないことかと思います。

ふつうに、親としてつらいです。

ですが、学校をはじめ、このようなことを言ってくる相手は

「発達障がいがあるんだから仕方ないでしょう」

「分かってもらわないと困りますから」

との立場で上から言ってきて、普通に人としてこちらを傷つけている意識はありません。


このような言葉、1歳すぎから各所で何度受けてきたかな。。


これを重ねると、みんなどこにも何にも言わなくなって、

家族や母親だけで抱え込んで、地域や各所から孤立してゆく。


長い義務教育期間の第一歩が、就学前健診。

ここから、地域からの孤立の一歩がスタートします。


わたしたちにできることは何だろう。

それはお互いを「知って」「理解する」ことだと思います。


・学校側は、こちらが親であると同時に、普通に傷つくひとりの人間であることを理解する。

・親は、学校は教育だけでなく経営しなければいけない面があるためシビアな話になることがあるのを理解する。


まずはこれを意識した上で話し合いをするだけでも、ひどい話し合いになる割合が少しは減るんじゃないかなと思います。


小さな小さなステップですが、不登校や無理な転校につながらない大切な一歩になると思います。



相手を「知って」「理解」する。

大切なキーワードです。





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