未就学期:地域に苦手意識をもってしまうとき

子どもに発達障害のあるお母さんは、地域に苦手意識があることが多く

苦手意識を持つ時期は、未就学のときが多いです。


・苦手意識をなぜ持つのか。
・苦手意識を減らして、地域でなじむためには。


・苦手意識を持つ人のほとんどは、未就学の時期に苦手意識が芽生えたと言います。

なぜ芽生えるのかというと、3歳のときに、地元の幼稚園2つ~3つから、発達障害を理由に入園を断られ、入園した保育園からも「午前中しか預かれません」「今日もこんな困ったことをしました」などの言葉を言われ続けたりして、それが苦しくて障害児用保育施設へ転園・・等を経験するためです。

その後、家の近くで、我が子の入園を断った幼稚園バスとすれ違ったり、保育園児がお散歩しているのを見ただけで、断られたときのことが思い出されて、つらくて苦しい。。


「地域に我が子の居場所がなかった」

「もう二度とあんな思いはしたくなくて、地域との関わりを極力避けるようになった」

「小学校は地元の支援級に入ったけれど、幼稚園や保育園が一緒だったお母さん同士が楽しく話しているところに、到底入れない」



・苦手意識を減らして、地域でなじむためには、

子どもが小さいときに、幼稚園や保育園、または小学校から、地域から押しやられるような対応を受けると、そこから地域に苦手意識が出てしまい、すべてに消極的になってしまいます。

なのに「18歳以降は地元で暮らすしかないのできちんと準備しなさい」「もっと地域と関わりを持って」と言われても、とても難しいです。

「18歳以降は地元で暮らすしかない」との統計を、幼稚園や保育園、小学校のほうがきちんと知り、障害者とその家族と地域との間に、最初に分断をつくらないことが重要です。


わたし自身、経験しています。

わたしは、ここをなんとかしたいです。

ここでつまづくと、あとあと長期にわたり影響します。


そのための地域共生活動です。

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